大反響だったダラム(今立)志織さんのアメリカネイルレポート第二弾!
今回は実際のサロンワークをお話ししてもらいました。
「アメリカと日本のサロンのネイルは、たくさん違いはありますが、まず一番にネイルケアの概念が全く違います。
私の住むワシントン州は、キューティクルニッパーでキューティクルのケアをするのは州の法律で禁止されているので、マシーンを使うロシアンマニキュアが人気があります。
衛生に関しては法律が厳しく、消毒剤の種類は病院と同じグレードのもの、ファイルやスティックはお客様一人ごとに使い捨て等、細かく法律で決まっています。
また、アートはビビッドカラーや、若い方には黒を使ったアートがすごく人気です。
薄くふんわりしたニュアンスアート系よりも、はっきりアートしている物のほうが好まれる傾向にあります。
カットスタイルはポイント、スティレット、コフィンなど新しいシェイプに挑戦する方も多いです。
日本と同様に感じるのは、ハンドペイントアートの人気です。
アメリカのサロンではスタンピングをやっているところも多いですが、既製品のスタンピングを使ったアートよりも、そのお客様だけのために手描きしたアートというのは特別感があり喜ばれます。
細かく丁寧なネイルアートは日本人が得意とするところだと思うので、日本人のネイリストはお客様に人気があります。
アメリカに来る前はアメリカ人はシンプルなネイルが好きなのだと思っていましたが、アートが得意なネイリストが少ないだけで、ネイルアートが好きな方もたくさんいらっしゃいます。
アメリカでは見知らぬ人と気軽に会話する文化もあるので、ネイルアートをしていると店のレジに並んでいるときやエレベーターの中等で毎日ネイルのことを聞かれるとお客様がおっしゃっていました。」
ネイルアートが得意なネイリストはアメリカで成功しそうですね。
冒頭の画像は、ビビットカラーを使ったニューヨークのスカイラインのアート。
春っぽくって、日本でも人気がありそうです。
そしてこちらは、オーケストラに入っているお客さんへ楽器のアート。
繊細なアートを10本も!!
▼こちらはTV番組でも活躍している彼女のレポート前編!
http://nail-journal.jp/i0046