以前、レポートしたパリのファッション系ネイリスト、ERIさんが、先頃開催されたパリコレに参加しました!
今回、パリでのショーは初参加の『LARUICCI』というニューヨークのブランドが、ネイルアートが出来るネイリストを探してて、ERIさんにリクエストが来たそうです。
今やパリはもちろんニューヨークでも名が知られるようになりました。
今回、ブランドのショーコンセプトは、「夜遊び明けの上品な女の子」というイメージ。
遊び心がありつつも、色やスタイルは両手揃えるように、そしてポイントカラーを入れるように考えてネイルアートをデザインしたそうです。
このブランドだけでもモデルは約30人、ネイルは全部ポリッシュで行います。
ツメが極端に短い人だけチップを使用していますが、普通に考えても30人分のポリッシュ塗布は至難の業。
ショーの合間にそれらを行い、さらにデザインもしているわけです!
しかも、コレクションが春夏の新作で、オープントゥを履いてますから、手と足同時施術!
ショーでは速さを求められるのでモデルさん1人に対して15分がMAXだそうです。
こちらはアシスタントさんの仕事ぶりですが、ヘアメイクと同時に仕上げています。
ネイルだけに時間を掛けているわけにはいきません。
「今回は、日本人ネイリストとしてパリコレを舞台とするショーを、ブランドと共に築きあげたのがとても嬉しかったです。
メイクやヘアだけでなく、ネイルもファッションの一部になり、時代が移り変わりつつある事を感じました。
そしてその一部に私が入ってることが光栄なことですね。
今後も、もっともっとネイルアートをファッションに浸透させて、ファッションで活躍するネイリストの立場を上げていきたいです」
ERIさんはショーを振り返ってそう語っていました。
パリコレで大きな手応えを感じたERIさんですが、来年はついにアーティスト事務所に所属して、活躍の場を広げるそうです。
パリでアーティスト事務所に所属する日本人ネイリストはERIさんだけです。
「来年はもっと自分の名前が売れ、たくさんのブランドに日本人の私を必要としてもらえるよう、日々努力していきたいと思います。
日本でも更にファッションが盛り上がって、そしてネイリストの活躍が多方面にいかれるのを願ってます」
ネイルの仕事はサロンワークだけではなく、ネイリストの活躍の場を広げる意味でも、ERIさんには今後パリで、いや世界で名を馳せていただきたいと思います。
ERIさんの最近の仕事ぶりはインスタグラムで↓
https://www.instagram.com/erinaritanail/?hl=ja
ERIさんのこれまでがわかる前回の記事はこちら↓
https://nail-journal.jp/i0256