世界のファッションシーンでネイルを主軸にランウェイを繰り広げる、ネイルデザイナー集団『爪華師』。
ニューヨーク、ミラノなどその活躍ぶりは当サイトでも逐一レポートしているところ。
その爪華師の中でも、より活動的なメンバーが永田のぶ子さん。
昨年は爪華師の活動とは別に、ネイルの個展を主催したり、パリの展覧会に作品を出展するなど、国内外での活躍が著しいです。
その永田さんがおそらく世界初であろう、単独のネイルランウェイを開催。
2023.4.10、『NOBU Collection 2023』のロケーションに選ばれたのは、京都、宇治『興聖寺』。
『興聖寺』は京都宇治でも由緒ある寺院で、ランウェイはここで繰り広げられました。
二部構成の一部は、みごとな日本庭園を望む本堂。
庭園の向こう側から回廊を渡って、本堂から見つめる観客に向けてのパフォーマンス。
誰もが夢ですら見たことのないシーン。
美しい庭園と、アーティスティックなネイルを施されたモデル、荘厳なBGM、相容れない3つのエレメントが、作り出す新たなエンターテインメント。
お披露目されたのは二部合わせて、30作品。
男女合わせて17名のモデルが着用し、歴史的なランウェイを繰り広げました。
第二部は、こちらも手入れが行き届いた美しい日本庭園を望む大広間。
まぶしいくらいの陽光をバックにランウェイが再開。
永田さんの作品は、光のコントラストにもしっかり存在感を主張していました。
観客は約100名で、前売りの段階ですでに完売。
彼らは、歴史に残るパフォーマンスを体験できた貴重なオーディエンスです。
第二部は厳かな琴の生演奏。
トータルイメージとして、和テイストにマッチしたネイルを披露。
第一部は、衣装に合わせたネイルアートで、この第二部は、庭園やお寺、琴の音など全ての要素が調和し、堪能できるようなネイルデザイン。
大広間の畳を歩く裸足の指にもネイルに合わせたペディが施されていました。
ランウェイ終了後には、第一部で着用されたネイルが展示。
観客はランウェイでネイルのイメージを膨らませ、実際の作品を間近に見ることで、さらに深い感動を心に刻みました。
さらに第二部の作品を付けた状態で、モデル達が登場し、メイクや衣装と合わせて、ネイルの細部まで確認することができました。
今回の『NOBU Collection 2023』は、ネイルのランウェイを単独で開催するということもさることながら、由緒ある寺院をその会場にするなど、前代未聞の歴史に残る大イベントでした。
それを支えてくれたのが、約60名のスタッフ達。
イベントのスケールが違います。
中央の永田のぶ子さんは、今年に入って、すでにパリコレで開催されたランウェイにも参加するなど、躍進が止まりません。
4/24(月)、初の東京公演となる『JNFW_2023 A/W』では永田さんはスタッフとしてサポートする予定だそう。
爪華師メンバーによる初の東京公演もどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、とても楽しみです。
永田さんの今までの作品や近況がわかるインスタアカウントはこちら↓
https://instagram.com/nobu_nail
爪華師I活動がいち早くわかるインスタアカウントはこちら↓
https://instagram.com/soukashi.official
『JNFW_2023 A/W』の告知記事はこちら↓
https://nail-journal.jp/i0329