ネイルデザイナー集団『爪華師』は国内外でネイルのランウェイを開催し、ネイル業界はもちろん、ファッション業界のトップシーンを独走中。
関西を拠点に、昨年は、ニューヨーク、ミラノ、ローマのコレクション等でパフォーマンスを披露し、海外のマスコミ達をもザワつかせた。
ロケーションにもこだわりがあり、昨年は大阪城やエンパイアステートビルをバックに、パフォーマンスを披露。
今回初の東京公演の舞台に選んだのは『東京タワー』。
しかも、あえてライトアップした姿を背景にランウェイを展開するという。
まだ明るいうちから、本番さながらのリハーサル。
若干曇っていたとは言え、コントラストが強い。
ライトアップされた東京タワーをバックに繰り広げられるワンウェイは、この時点ではちょっと想像できない。
会場のギリギリの時間まで入念にリハーサルを続ける。
オープニングアクトは、ダンサーユニット『D’CRE8』のパフォーマンス。
ロングネイルを装着し、正にツメ先まで神経を行き渡らせたダンス。
髪編処『Berry’s Braids』とのコラボでヘアスタイルにも注目。
続いて、ファッションデザイナー『bcc_ichiba_akemi』によるネイルとコラボファッションショー。
こちらのドレスのテーマは『water』。
登場したドレスは、テーマが違う全4体。
ネイルとドレス、ヘアメイクのトータルコーディネート。
そろそろ外も暗くなり、昼間とは真逆のコントラストがつき始める。
夕闇に純白のドレスがまぶしく感じる。
照明を落とした会場に、幻想的なBGMとともに、ランウェイモデルが浮かび上がる。
主役のネイルの魅力を最大限に引き出すパフォーマンス。
赤くライトアップされた東京タワーは、ネイルデザイナー達の静かに燃えるパッション。
そこにはジェンダーの区別などはない。
今回参加したネイルデザイナーは12人、トータル82作品にも及ぶ。
それを16名のランウェイモデルが代わる代わる装着し、一大パフォーマンス繰り返す。
オーディエンスは、招待も含め約100名。
一握りの人々が、歴史に残る貴重なシーンを目撃したと言っても過言ではない。
感動的なショーの後には、ランウェイでお披露目された作品の数々を来場者の目前に展示。
観客は、実際に目の当たりにしたネイルに、ランウェイの余韻を重ね、記憶をさらに増幅していた。
ランウェイの暗闇に浮かび上がった作品達は、様々な技法を用い、とりどりの色彩でデザインされていたのがわかる。
ネイル作品を見ていると、再びモデルに着用してもらい、確かめたくなる。
ニューヨーク、ミラノ、パリと作品を発表してきたデザイナー達の逆輸入的な、今回初の東京公演。
最高のロケーションの中、それに負けない輝きと意志が感じられる作品は、技術や表現も、より高い存在感を放っていた、
今回がデビューのネイルデザイナーも数名参加。
彼女らは、国内でのデビューをステップに、これから海外のコレクションへと挑戦していく。
『爪華師』のネクストステージは、秋の海外コレクションへの参加。
再び日本のネイルデザインが海外で注目を浴びる日が近い。
今回のランウェイの超大作アーカイブが見れる『JNFW_2023 A/W』の公式サイトはこちら↓
https://soukashi.com/JNFW/2023aw/
ダンサーユニット『D’CRE8』のアカウントはこちら↓
https://instagram.com/dcre8shtajio?igshid=YmMyMTA2M2Y=
髪編処『Berry’s Braids』のアカウントはこちら↓
https://www.instagram.com/berrysbraids/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
ファッションデザイナー『bcc_ichiba_akemi』のアカウントはこちら↓
https://instagram.com/bcc_ichiba_akemi?igshid=YmMyMTA2M2Y=